【ニッチ?な投資】美術品も遊戯王カードも投資商品なんです
ダークサイドマグロと申します。上司は暗黒卿です。
ダークサイド連合商会の幹部として、帝国軍の活動資金調達のためフリマアプリ ・ポイントサイトをしておりました。
(意訳:会社員以外の資金源を作りたい)
先般の投資診断士資格の受験体験にも書きましたが、この試験の面白いところの一つとして、試験範囲に仮想通貨や今回取り上げる美術品の投資についても記述されているところにあります。
美術品が投資として注目され始めたのは2015年1月1日のは法人税基本通達の改正(税改正)が転機となります。取得価格が1点100万円未満(従来は20万円)であれば減価償却することが可能となりました。
つまり経費で購入することができる美術品が増えたこととなり、若手の経営者を中心に美術品への投資を検討する人が増えているとのことです。
(美術品と税金関連は投資診断士の問題で出てくるかもなので要記憶です。価値のある美術品を"なんでも鑑定団"のように鑑定するような問題は出てきません)
最近ZOZOの社長がオークションで美術品を落札したり、この記事をYahoo ニュースで見るようになっていましたが、意外と日本のアートの市場規模はそこまで大きくなく2019年度で推計2580億円。2019年の世界のアート市場は約7兆円で、アメリカ、中国、イギリスがその8割を占めているとのこと。
日本が世界第3位の経済大国であることや世界最大の純債権国であること考えると、少々物足らない印象。財政出動によるインフレから、金持ちは株・債券のみならず、金・プラチナなどよりリターンの高い投資先を探しており、そのうちの一つとしてアートが確立すれば、日本のアート市場はより加熱するのではないかという見方もあります。
その一方で、美術品を何でも金銭で換算してしまうと批判されがちだったりするように、日本ってアートやスポーツみたいな文化活動においては(学校教育の影響力が大きいせいか)”清貧”が美徳になっていて営利(カネ)目的を忌避する傾向が高いので、アート市場が拡大するのには時間かかりそうな気がします。アートを一つのビジネスとして日本に受け入れられるかが重要となりそうです。
※そもそも株式とかの投資がメジャーになりつつあるのも最近の話ですし...
あとはアート市場の主役となる優秀なアーティストが、きちんと経済的に不自由なく創作活動に当たれることも、アート市場・アート投資の拡大において重要そうです。参考情報に、若干分野は違うかもしれませんが「日本のサブカルチャーは世界に誇れる」と言われていますが、どんなに優れたアウトプットを出しても肝心の日本のアーティスト・デザイナーは食べていくのにも苦労したり過酷な労働環境かだったり...優れたアーティストは海外に流出してしまっているとのことです。アート投資とは関係なく、こいつはあまり好ましい傾向じゃないぞ。
ちなみに美術品に関する下記の本を読んでいる時、職場の友達からこんなことを聞きました。
友人D「マグロさん、美術品投資も始めるの(笑)?」
マグロ「んー絵を描くのは嫌いじゃないけど、こういうニッチな投資は実際にはやらないかなあ」
友人D「俺の証券会社に勤めてる友達、遊戯王投資にしているよ」
マグロ「(゚Д゚)」
美術品(アート)しかり、遊戯王しかり、ニッチな現物投資について調べるの面白いですね。これからそれぞれより深く掘って記事にしていければと思います。
そして近くの小学生の中で流行っているカードは今のうちにキープしようかしら
では本日はここまでにいたします。
フォースと共にあらんことを